資産形成

手数料は喜んで支払うべき!ただし適正かどうかを見極めましょう!!

手数料を払いたくない?なぜ手数料が存在するのか考えてみよう!

細川
細川
社長、お客さんから運用するときにですね、投資信託とか「手数料の安いところってないですか?」ってよく聞かれるんですけど、手数料に関して何か考えはあります?
安いところをやっぱり選んだ方が良いですかね?
安藤
安藤
あー。
全てが同じ条件で手数料が1%と2%あったとすると当然1%を選びましょう!

という話になるんですけども、ちょっと私最近手数料に対して思うところがありまして…
日本人はなんか「無料でサービスを受けられる」と、こう思っている人が多すぎるなって感じるんですね。

▼動画で確認したい方はこちらからどうぞ。

細川
細川
なんか当たり前になっているっていうことですか?
安藤
安藤
まあそうですね。例えばECサイトとかで買い物して「送料無料」こういうサービスってたくさんあるじゃないですか。

なのでなんか無料で物が届くと思っているとなんか勘違いしている消費者が多いと思うんですけど、なんか以前あの元ZOZOTOWNの前澤社長が若干炎上していたことがあるんですけど..知ってます?

細川
細川
えっ、どんな話ですか?

ヤマト運輸のお兄ちゃんが一生懸命汗水垂らして「お前のところに荷物届けているんだ!」みたいなこと言って。

細川
細川
あ、話題になりましたね。ちょっと。
安藤
安藤
言いたいこと非常に分かるんですよ。

もし翌日に物が届くのであれば、そこにはですね何台ものトラックと何人ものドライバーというのが関わっているわけで、そこに対する配慮の気持ちがなさすぎるっていうのがすごい感じるんですよね。

他の事例でいっても、例えば区役所に行ったときって「待たされて大変だ!」だとか文句ばっか言ってる方がいますけど、基本的に書類発行手数料100、200円とかかかりますが、なんかそれ以外にサービスを受けるお金って払わなくないですか?

細川
細川
そうですね、その用紙を取るためだけのお金は払いますよね。
安藤
安藤
そう、で、あれなんで成り立ってるかっていったら「税金」

公務員さんっていうのは我々が払っている税金から成り立っている。
だから区役所などで働いてくれるわけなんですよ。
なんだけど、安い手数料でサービスを受けるのが当たり前になっていて。

細川
細川
じゃあ、一般企業とは違うよねっていうことですかね?
安藤
安藤
そう、役所は変な話自分が払っている税金でサービスを受けているので、それ(手数料)を言える権利があると思うんですけど、一般的な民間の企業っていうのは別に我々の税金で賄われているわけではないから、どこかで手数料取らなきゃいけないわけですよ。
細川
細川
まぁ、そうしないと成り立たないと。
安藤
安藤
そう、で、サービスは受けられないですね。消費者は。

弊社のグループの中に不動産会社がありまして、例えばですよ。
賃貸の仲介をやります、お引っ越ししたいってなったときにお部屋探しをして、諸々段取りをさせていただいた後に「1か月の賃料を上限として手数料いただきます」と。
これでご飯食べさせてもらってるわけですよ。

ただ、これをですね、「え、なんで払わなきゃいけないんですか?」みたいに言われる方がいて…

細川
細川
そうなると困っちゃいますね。
うちとしては。
安藤
安藤
そう言われる原因としては、日本はやっぱりデフレマインドが強すぎて何かサービスに対してのお金を払うっていう意識があんまりない

で、アメリカっていうのは、まぁ、海外の他もそうかな。
チップ文化っていうのがあってタクシーの料金と別にチップ渡さなければ、怒られますよ!

細川
細川
日本では考えられないことですよね。
安藤
安藤
そう、ただ、海外ではそれが当たり前で、日本だけ「お金払ってるんだから乗せてくれて当たり前だろ!」みたいな、なんかお客さんの方が横暴なことがあったりする。

先ほどの不動産仲介の例でいうのであれば、手数料を払いたくないのであればご自身でやって良いと思うんですね。

賃貸仲介でいうのであれば、自分で部屋を探して、その部屋のオーナーさんに自分で交渉すると。
で、交渉した上で火災保険や住むための諸々の段取り、保証会社の審査など、そのようなことを全部やってオーナーにプレゼンテーションをして、その上でここに住みますというのであれば1円も手数料はかからないと思うんです。

ただ、自分で全てをやるっているのは無理なわけですよ。
なので、さまざまな手続きを代行させていただく業者サイドの手数料っていうのが法律で決まっていて、それをいただくという話なんですけど、そこを値切られるとね…
ちょっとビックリしてしまうなっていうことが良くありましたね。

細川
細川
不動産もそうですし、投資信託など一定の手数料っていうのは基本的にかかりますよと。
タダでやってくれるところなんて基本的にはないですよね。
安藤
安藤
いやぁ、もう当然ですよね!
NHKを観るのもお金かかりますしね。

なんか無料っぽくなっちゃってますけど、世の中のありとあらゆるサービスは基本的に誰かが動いているわけだから、そこに対してお金がかかっているということなんですよ。

注意するべきは手数料の金額が適正かどうか

細川
細川
だからまぁ、注意する点としては、手数料が適正なのかっていうところになってくるんですかね?
安藤
安藤
そうですね。

相場よりも異常に高いお金を払う必要っていうのはもちろんないので、まず手数料がかかるということを認識して、その上で相見積もりを取る。

で、例えば賃貸仲介の例でいうと三社、五社相見積もりを取ったとしても「家賃の1か月分頂戴します」と言われるわけですよ。
場合によっては裏側でオーナーさんから手数料を貰えるような物件っていうのもあるんですね。
そういう物件であれば、少しサービスをさせていただくっていうことは出来るんですけども、それはうち(弊社)とかもう最初っから誠実にそれを伝えているんで、相見積もりとっても正直変わんない世界なんですよね。

感謝の気持ちは何より大切

細川
細川
社長、この手数料の文化「無料がいい!」というこの日本国のマインドというか..
そういったものってどうやったら変わっていきますかね?
安藤
安藤
まず、自分が便利に生きられてるってことは、「サービスを提供するために誰かが動いてくれている」ということを認識をすることが大切だと思うんですね。

で、その上でやっぱり感謝の気持ちを持つと。
これが大切だと思うんですよ。

なので、自分で大事にしていることって言うのがありまして、コンビニで何か買い物するとき、必ずお金払う時に「ありがとうございます」って言うんですね。
これって当たり前ですよね?

細川
細川
え、僕は言っ…あまり…
安藤
安藤
言ってないんですか!?
ちょっと大変だなこれ、言ってください!
細川
細川
あ、分かりました。
安藤
安藤
お金を出して商品を出してくれるわけですよ。

なので「ありがとうございます」っていうのは当たり前だし、タクシーに乗って、降りるときに…だって、A地点からB地点まで移動させていただいてるわけだから「ありがとうございます」っていってお金払うのは当たり前ですよ。

細川
細川
まぁ、どこでもちゃんと感謝の気持ちを伝えると。
安藤
安藤
そう、ちゃんと伝える。

で、自分が出来ないことに対して代わりに何かをやっていただいてるわけですよ。

だって急いで行かなければいけない。
それを叶えていただいたわけだから、ちゃんと感謝の気持ちを伝える。

あとは支払いをするっていうことは「労力」だったり「情報」に対してお金を払っているわけです。
先ほど不動産仲介の例でいうのであれば、自分では見つける事ができないお部屋の情報をまず渡してくれてるわけですよ。
で、その上で諸々の業者との段取りだったりとか火災保険の手配とかすべてやってくれて、契約書の作成もやってくれてるわけですよ。

細川
細川
そうですね。
安藤
安藤
変な話、契約書作成するだけでも、何も知らない方がやったら何時間かかりますか?と。
細川
細川
社内でも作ってますけど、大変ですよね。
安藤
安藤
とても大変じゃないですか。

っていうのをやってくれてる方々が何人も携わっているというところに対して「ありがとう」という気持ちを持てば、チップすら払いたくなると。

こういうふうに変わっていくと思うので全員が感謝の気持ちを持つと。
そしてやっていただいたことに対して、ちゃんとありがとうと伝える。
その表現の仕方がお金をお支払いするっていうのもひとつなんじゃないかなと思いますね。

記事について質問などがあれば、気軽にご連絡していただければと思います。

安藤義人 公式LINEアカウント
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今日の話は「手数料に対する考え方」についてでした。
ありがとうございました。

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