詐欺の被害が多い都道府県はどこ?
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社長の周りの反響はいかがですか…?
まさに「詐欺情報は非常に役に立つので、具体的にどこで詐欺を見抜けばいいですか?」と質問をいただきました。
やっぱり「大きな失敗をしないためにどうすればいいか教えてください」というお声があるので、反響はあるんじゃないですかね?
ちなみに、どこの都道府県が詐欺被害が多いか知っていますか?
1位は確かに東京都です。
2位は千葉県、3位神奈川県、4位兵庫県、5位が埼玉県と続いていきます。
結局は都心部ですよね。
具体的な数字で言うと、東京都は2,900件が認知件数として上がっています。
あくまでも認知なので、認知されていない件数がたくさんあると思います。
このランキングは人口に対する割合の話をしているので、10万人に対して東京都は20人が詐欺の被害に遭っているんです。
千葉県・神奈川県もほとんど一緒。
沖縄県は1.6人なので、10倍くらい違うんです。
これは昔から一緒で、ネットワークビジネスの勧誘も地方から出てきた方が狙われるんです。
よくあるネット詐欺①ワンクリック詐欺に注意!
これはシニア層の方がネット詐欺には遭いやすいというデータが出ています。
一番多いのは断トツで、ワンクリック詐欺です。
特定のページを開くだけで契約したということにされてしまって、あとから料金請求のメールが届く。
アダルトサイトが多くて、被害者は60歳以上が1番多い。
10代も意外と多いらしいけれど、30代の方はネットリテラシーがあるのでデジタルデバイスを使い慣れていない人がネット詐欺には遭いやすいという話です。
よくあるネット詐欺②違う商品が届く詐欺
偽物の商品を買わされてしまうという詐欺。
うちの会社でも担当者がこの詐欺被害に遭いました。
オフィスチェアを購入しようと思って1万円くらいの契約をしたら、靴下が2枚送られてきて。
カード会社に連絡したら商品が届いている以上、これは販売主の方と相談をしてもらわないと…と。
民事不介入というものですね。
オフィスチェアを買おうと思ったら靴下を買ってしまった。
それはとあるブランドの詐欺サイトで、そこで決済してしまったみたいです。
クレジットカードの情報も抜かれてしまったのかなと思います。
よくあるネット詐欺③フィッシング詐欺
情報を抜く詐欺ですね。
多いのはAmazonの名義とかでしょうか。
見ていれば分かると思うのですが…
いまメール受信BOXに「イオンカードの利用確認」というメールが届いていて。
イオンカードは持っていないはずなんだけれど、誰か作ったのかな?と思って開くんですよ。
でも僕は必ずメールアドレスを調べます。
そうしたらイオンなのに、@以降のアドレスがozbay.cnという聞いたこともないドメインになっているんです。
おかしいですよね?
クレジットカード情報を抜かれると不正利用される恐れがあるので万が一クリックしてしまったらまずはウイルス感染を確認しましょう。
クレジットカード情報を入力してしまったのであれば、即刻カード会社に連絡してカードを停止した方が良いです。
カードが不正利用されたらどうすればいい?
それ不正利用だったみたいですね(笑)
クレジットカード会社が不正利用だと分かって取り消してくれます。
意外にフィッシング詐欺に遭った場合でも本当に請求されることは少ないです。
焦らずにカード会社にちゃんと説明をする。
変なことを言われたら次は消費者センター。
詐欺に全く遭わないというのは今の時代は厳しいと思います。
今日話をした靴下が届いたという詐欺。
これはカード会社にちゃんと連絡をすれば大丈夫だったと思うんです。
1万円いかないくらいのお金だったんだけれど、そこにうちの担当者が数時間使おうとしてたから、だったら早く新しい椅子を買って!という事で終わってしまったんだけれど。
粘ればお金が返ってくるケースは多いです。
不正利用分に関して、うちは今まで1,000万円以上不正利用されていますが…
すべて1円も払わずに済んでいます。
ちゃんと説明すれば大丈夫なので、そこは安心してほしいなと思います。
今日の話をまとめていくと、ネット関係の詐欺に巻き込まれないように自分のデジタルリテラシーを高めていきましょう。
そして、怪しいサイトを見てしまって怖い人から連絡が来たとしても毅然とした態度で臨みながら怖かったら消費者センターに連絡をいれる。
焦って払ってしまうことは良くないので、そこだけは抑えてくださいね。
今日は「ネット詐欺」の話をさせていただきました。
ありがとうございました。