保険

投資と保険は分けて考えるべき!変額保険を正しく理解しよう【徹底解説】

変額保険とは何?メリットとデメリットを解説

細川
細川
社長、最近ですね運用もそうなんですけど、やっぱり保険も考えないといけないなと思いまして。
保険と運用がセットの商品ってあるじゃないですか?
一石二鳥かな?と思うんですけど、どう思います?
安藤
安藤
「変額保険(へんがくほけん)」のことを言っているんだと思うんですけど、投資信託の運用と生命保険効果も付いているみたいな商品があるんですが…

一石二鳥っぽく見えるんですけど、メリットだけがあるかって言うとそうとは言えない
というのが、保険ってあくまでも保険じゃないですか。
運用っていうのは運用
これは切り分けてそれぞれやった方が一般的にはメリットが大きくなるよねと言われています

▼動画で内容を確認したい方はこちらからどうぞ。

例えば商品名を具体的にあげちゃうと…
アクサ生命のユニットリンク
後は、東京海上日動のマーケットリンクだったりとか。
どの商品にも共通して言えることとして、手数料が割高にセットされている
つまりですね、運用して貰っている運用部分での手数料も掛かりますし、後は保険の部分での手数料が掛かってくるので。
それがどれだけ負担しているのかっていうのが、見えづらいという部分はありますよね。

営業マンの提案の仕方によっては「年10%増えます!」と。
こういう提案をしている方っていうのも実際に居るので…

細川
細川
「年10%増えます!」と言うのは、嘘なんですか?
安藤
安藤
嘘ではないですよ。

例えば米国株式にここ10年投資していた方って、年10%くらい増えています。
ただそれがずっと続くかというとそうではなくて。
変額保険というのは、補償額は最低限の死亡保障で500万円渡しますと言われていたらこれを下回ることは無いんです。
ただ、上がった場合は上回りますよと。
要は、500万円の死亡保障と言われていたのが数百万円まで増えたということがあります

また「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」と言って、途中で解約した時に戻ってくるお金
ものすごく上がる可能性があります
ただ、下がった場合は減ってしまうんです。
つまり「老後の貯蓄として積立保険をやりましょうよ!」という提案には中々合わない商品

細川
細川
では、どういった方がやるべきだと思いますか?
安藤
安藤
リスクを許容できる、リテラシーがある方と言おうと思ったんですけど…
そういう方は保険と運用を分けたほうが良いです。
細川
細川
一概にセットだから一石二鳥という僕の考えというのは浅はかですか?
安藤
安藤
浅はかですね!(笑)
リスクを許容できない方は変額保険は絶対にやらない方が良いです。
じゃあ、誰がやるの?と言ったら、その間に居る方々。

長期積立を続ける方法とは?

細川
細川
なるほど…
ちなみになんですけど、iDeCoもNISAも積立商品で長いスパンでやるじゃないですか?
そうなると、積立していけるのか?というのがちょっと不安だったり。
そう言った方も辞めたほうがいいんですか?
安藤
安藤
全てを比較して考えていくと…

iDeCoというのは走り始めたら、60歳までは取り崩すことができないので、あくまで老後の対策になります。
つみたてNISAって言うのはあくまでも制度の名前だから。
つみたてNISAって言う制度を使って、1〜2年で積立を辞めることもできます
ただ長い期間で積立をしていかないと、リスクを軽減していくことが出来なくなってしまうんので、基本的に長期積立のほうがお金を増やしていくことができる
これは変額保険も一緒です。

そうなったときにですね、数十年続けていく自信が無いということなんですけど。
これは保険の良い所なんですけれど「払い済み(はらいずみ)」という制度がありまして
貰っているその死亡保障の額、1,000万円の死亡保障があるとする。
これが下がることにはなるんですけども、新規の毎月の積み立てを完全にストップしながら保険効果を維持することが出来るんですね。
且つ、解約返戻金という金額も「今やめたらいくら戻ってくるか?」
段々と立ち上がっていくんですけど、とある時に積立をストップしても今まで積み立てた部分は運用で増えていくので、どこかのタイミングで元金、積み立てた金額よりも大きな金額を得ることができる。
そういうタイミングが来ます。

ただ払うのが厳しくなったら、払い済み
そしてまた払えるようになったら、戻すと。
戻せば死亡保障の額も当初の額に戻ります

で、もう一つあって。
契約者貸付制度(けいやくしゃかしつけせいど)
払っている金額の中で解約返戻金の中の90%くらいをお金を借りることができるんですね。
ただこれは無料で使えるかと言うとそうではなくて。
2〜3%なんですけども、金利が取られます。
預けた金額の中で使えるっていうのを考えると、実は保険というのは流動性がそこまで低いわけでもない
iDeCoの方が流動性っていう観点でいうと低い
契約者貸付という制度がiDeCoには無いからね。

いまの二つで考えていくと、長期の積み立てが怖いなと思っても色々な対策が取れるんじゃないかな?と思いますね。

保険の相談は誰にするべき?

細川
細川
いいですね。
僕みたいにどんな保険に入ればいいかと迷っている方は、どこに相談するのがベストですかね?
安藤
安藤
我々のような中立な立場のFP事務所に相談するというのもありますし。
後は保険の乗り合い代理店と言って、いくつかの保険の商品を扱っている会社に相談するっていうのも良いと思います。

ただ注意しないとならないポイントは「保険の乗合代理店です」と
「A社・B社・C社の保険も扱っています」と。
「なので、我々は中立でお客様の選択肢にあった提案ができます」と皆が言うんだけど、実はA社のコミッションは多かったりするんです。
C社は少ないと。
そうなるとその営業マンって、フルコミッションで動いている。
保険というのはそういう業界なので。
そうすると、C社の保険を提案する動機が沸かないわけなんですよ。
どうするかと言ったら、結局1番手数料を貰えるA社の商品を提案してくる。
そこは考慮しなければならない。

なので、提案されている商品が本当に1番お得なのか?自分に合っているのか?と言うのは、一概には言えないんだよと。
じゃあ、どの会社が良いの?と言うと正直一言では言えません

なので、保険に入ろうかな?とか、いま提案されているものがあるんだよねという方は気軽に連絡していただければ
「それって非常に手数料が高い商品だから、営業マンが進めているだけですよ」とか。
裏側の話も含めて開示することができるので、良かったら気軽に相談していただければなと思います

安藤義人 公式LINEアカウント
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今日は「変額保険」の話についてでした。
ありがとうございました。

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