イーロン・マスクがTwitterを買収?その目的とは?
※今回の動画は2022年4月23日(ツイッター社買収合意前)に撮影されたものです
Twitter社に対して、総額430億ドルで、日本円で約5.5兆円くらいですか?
買収を提案したと。
こんなニュースが出ていますね。
▼動画で確認したい方はこちらからどうぞ。
その金額をすぐに出せるんですね。
元々4月4日にTwitter社の株を9%取得したっていうのが公表されたんですよ。
で、その後にイーロン・マスク自体がTwitter社の取締役になる・ならないみたいな話があって。
これはね、取締役になるには株を15%以上保有していはいけないみたいな話があったみたいなの。
Twitter社の規定として。
であれば、取締役にはもうならないって事に決まって、株式を買い進めていってTwitter社を買収しようっていう、こっちの方向で動いているみたい。
元々イーロン・マスクって、Twitterのフォロワー数が世界で8番目ぐらいに多く非常に影響力があるわけ。
なので、Twitter社をうまいこと自分のビジネス(TeslaだったりSpaceX、他にも色々な仕事をしているんだけど)、そこにTwitterをうまく活用していきたいっていうのがあって。
好き放題言える場所が欲しいんじゃないの?
イーロン本人はTeslaの大株主なわけだからさ、自分がtweetして「ウォー」って世間が盛り上がると株価が上がって自分の資産が何兆円も増えるみたいな。
アメリカにねSEC(米国証券取引委員会)という機関があるんだけどさ、証券詐欺とかを取り締まっている機関なのね。
そこがイーロン・マスクのTwitterの暴言に対して、規制をかけたのよ。
「お前、これ以上勝手な発言していると捕まえるぞ!」と脅しをかけたのね。
それ以降、イーロンはtweetする時はね社内のtweetをチェックする人の目を通さないといけないっていうルールになったんだけど。
最近のイーロンのtweetを見ていると、どう考えてもそんなチェック機能を果たしていなくてさ。
また好き放題言っちゃっているわけ。
だから裏でどんな動きがあって、SECから何を言われているかとか分からないけど、イーロンが今回Twitter社を買収する目的みたいなのは発表していたんだよ。
TEDっていう、プレゼンテーションとかをするアメリカの番組があってさ。
そこにイーロン・マスクが出演して、今回Twitterを買収する目的みたいなのを話しをしたのよ。
そこで書かれていたことっていうのは、一言でいうと「言論の自由」
つまり、Twitter社がね特定の個人のtweetを勝手に削除したりとかアカウントを永久凍結したりとか。
言論の自由があるので、好き勝手発信させてくれよ!みたいな事をイーロン・マスクっていうのは求めているんだけど。
正直、TEDを見たんだけど、イーロン・マスクが求めていることっていうのはイマイチ曖昧で…
もしかしたら、目立ちたいだけなのかな?とかも思っている。
Twitter買収の今後の展開は?(※買収合意前の見解)
9%の株を持っているのは確かだよ。
現在イーロン・マスクがTwitter社に対して、TOBといってね「敵対的買収」を仕掛けている状態なの。
敵対的買収って何かというと、Twitter社が求めていないのよ。
イーロンに買収されることを。
そうなった時に、ホワイトナイトと言って、まぁ白馬の騎士が現れてその人が代わりに株を買うことでTwitter社を救うと。
買収されてしまう企業のことをホワイトナイトが救うってことがよくあって。
これ、日本でいうとホリエモンさんがさ、テレビ局を買うみたいな話があった時に、SBIの北尾さんとかがホワイトナイトとして入って止めたりする事例が実際にあったんだ。
なので、イーロンよりも高い金額で買うっていう人が現れたらその人が株を持つことになるから、結局イーロンの買収は叶わない。
でね、イーロンは今9%の持ち株を持っているんですって。
ホワイトナイトが現れたら株価は上がるわけ。
そのホワイトナイトに対して9%の持ち分というのを売却して、それだけで1,000億円くらいの利益が取れるからさ。
そこを取って終了するんじゃないかな?っていう感じがしている。
結局そのホワイトナイトって誰になるの?っていう話なんだけど。
俺の予想ね、大手のIT企業GAFAMと呼ばれる企業たちがTwitterのユーザー基盤を欲しいと思うんだよね。
なんでかっていうと、毎日世界中で2億人の人が使っているの。Twitterって。
日本でも、ものすごく多いSNSなんだよ。
ただね、儲けるのは上手くなくてさ。
全然、収益化できていない。
だから株価もいまいち上がっていないとなると、大手IT企業がホワイトナイトとして入ってきて「じゃぁ買うよ」と。
で、イーロンはそこに対して株を売れば、イーロンも儲かってハッピーじゃん。
Twitter社も守られてハッピーじゃん。
大手IT企業というのは、そのユーザー基盤を活かして事業を伸ばしていく。
関わる人みんなハッピーだよねっていうこういう展開になるんじゃないかな?って、私は思う。
この資本主義の社会って、あそこまでお金持っていると、とりあえず株式の10%くらいを取得して残りの90%は俺のこの4兆円で買うぞ!ってね企業に脅しをかけて、より高く買うっていう人がいたら、そこに10%分くらい売れば儲かっちゃうわけ。
で、最後の最後に「やっぱり買いません」っていう選択肢も持っているわけだから、イーロン・マスク最強、資本家最強っていうのが、今回の件で浮かび上がったかな?と思いますね。
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今回のイーロン・マスクのこの件も、すごい特集が組まれててさ。
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日本経済新聞
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ありがとうございました。