保険

社会保険料ってなに?年金は崩壊するの?正しい知識で老後の不安をなくしましょう!

社会保険料って一体何?

安藤
安藤
本日の動画をご覧にいただくことで、老後に向けた漠然とした不安がなくなり、お金に対する考え方が変わっていきます。

▼動画で確認したい方はこちらからどうぞ。

給与明細を確認してみよう

安藤
安藤
細川さん、給料から色々天引きされるじゃないですか?
何が引かれて手取り給料になっているか答えられますか?
細川
細川
厚生年金とか?
パッと思いつくのは、これでしたね。
安藤
安藤
今のがまさになんですけどね。
厚生年金というのは社会保険ですからね。

社会保険という中に、厚生年金もあれば、健康保険もあれば、40歳以上だと介護保険もあれば、というようにいくつかに分かれているわけですよ。
で、他に引かれているものというのが、住民税と所得税が多分引かれているはずです。

給与明細、見てます?

細川
細川
いや、僕は右下の手取りだけ見てます。
安藤
安藤
あるあるじゃないですか(笑)

お金の仕事をしているので、よくお客様とかに「年収っておいくらですか?」と聞くじゃないですか?
「私、400万円です」と言うけど、源泉徴収票を見せてもらうと年収600万円くらいあったりするわけですよ。

細川
細川
それは、手取りと総支給額を勘違いしているということですか?
安藤
安藤
そうそう。
手取りを年収って言ってしまう方が多いと。

っていうくらい、みんなお金に無頓着なんですよね。

で、「社会保険というものが何なのか」というのを知ることで、もしかすると保険料が安くなるかもしれません。
保険料っていうのは、民間で入っている〇〇生命から入っている保険。
民間企業の生命保険は、そんなに必要ないケースもあるわけですよ。

細川
細川
保険内容が重複しているとか、そういうことですか?
安藤
安藤
そうそうそう。

医療保険だって社会保険の中の要素として入っているわけだから、医療保険も民間の入らなくても良いかもしれないし、あと何よりも老後2,000万円問題って、みんな怯えているわけじゃないですか。

「老後に向けてお金を作らなければいけない!」と言って、漠然とした不安を抱えているんですけど、みなさん年金を積み立てているわけですよ。

細川
細川
給料からは引かれていますからね。

年収500万円の人の実際の控除額

安藤
安藤
社会保険料の中に厚生年金というものがあって、どれくらい引かれていると思います?

例えば、年収500万円の方で考えたときに、手取りが大体390万円くらいですね。
つまり110万円も引かれているわけですよ。
この110万円を、みんな税金と社会保険で区別していなくて、ごっちゃになっているんですよ。

細川
細川
割合がどのくらいかなんて考えたこともないですね。
安藤
安藤
あんまり考えないですよ。

みんな「日本は税金が高くて」とか「いっぱい引かれて」とか言っているんですけど、その大部分は社会保険料なんですよね。

細川
細川
そうなんですか。
安藤
安藤
そう。

だって、税金は所得税と住民税を合わせて40万円弱じゃないかな。年収500万円の方で。
110万円くらい引かれて、390万円残るじゃないですか。110万円の中の40万円くらいは税金です。
残りの70万円くらいの社会保険料のうち、年金にあたる部分というのは、だいたい年収の9%ほどで約45万円。
45万円分くらいを年間で積み立てをしているってことなんですよね。

細川
細川
けっこうな額ですね…
月でいうと4万円くらいですか?
安藤
安藤
そうなんですよ。

私よく思うんですけど、個人の方って、「年金を引かれて苦しい」「どうせ貰えないじゃん」みたいな。

会社をやっている側からすると、年金っていうのは労使折半と言いますけど労働者と使用者が折半なわけですよ。
だから、従業員の年金負担額と全く同じ金額を会社が出してくれているわけですよ。

細川さんの年金を私が出しているわけですよ(笑)

細川
細川
ありがとうございます(笑)
安藤
安藤
ありがとうじゃ足りないですよ。

細川さんが仮に年収が500万円だとすると、さっき言った自己負担年金分の45万円を積み立てているわけですよ。
それにプラスして僕が細川さんに45万円払っているということですよ。
こういうことです。
もうちょっと、感謝してもらってもいいですか(笑)

細川
細川
年間90万円が貯金が増えているっていうことですか?
安藤
安藤
そう、そう、そういうことなんですよ。

年金はどこかに流れて消えてしまっている話ではなくて、老後の資産形成としてしっかりと作られているわけですよ。

年金制度は崩壊するって本当?

安藤
安藤
よく、「年金制度は崩壊する」とか、こういう話って聞いたことありますか?
細川
細川
ありますね。
年金は貰えないんじゃないかって。
安藤
安藤
確かに、制度としては若年層が高齢者を支えるという構図になってきているから、なかなか苦しいのは確か。

なので、国は支給開始年齢を60歳だったのが、65歳になり、70歳になりと引き上げたりとか。
色々なことをやって、どうにか維持をしようとしているわけですよ。

で、我々が大人になったときに、老後になったときに崩壊しているのかというと、そんなことはないですよ。

細川
細川
信じたいですけど。
安藤
安藤
絶対、大丈夫!

ちょっと話変わるけど、GPIFっていう日本の年金機構が投資をしているわけですよ。

●GPIFとは?

年金積立金管理運用独立行政法人
Government Pension Investment Fund

年金積立金を管理・運用している公的な機関

もう発足してからすでに100兆円くらいお金を増やしていますからね。

というのもあって、日本年金機構って成績は悪くないんですよ。
ものすごくちゃんとお金増やしてくれているんですよ。

で、よくね「日本の年金機構が大赤字を出しました!」とか言われているが、ほんの3か月分とか成績が悪かった特定の機関だけを切り取って、世の中を煽って「だからみなさん、大変です、みなさん投資してください」と、国も国民に対してやってきているんだけども。

そんなことは全くなくて、「GPIF 日本年金機構」で調べると株式の運用成績が全部細かくレポート出ていますから。

細川
細川
そこを見ると問題ないということですか。
安藤
安藤
だから私はそれを見ると、こんな運用をしてくれるんだったら、預けようかなという気になっている側。
細川
細川
僕の90万円も!?
安藤
安藤
そこで運用されていますね!

ただ、そんなね、年収500万円の方が90万円、会社と半分半分で積み立てていたとしても、老後に6万円とか7万円くらいしか貰えなかったりしますけどね。

それが長い期間で入ってくると、年金ってそういう仕組みですよ。

なんだけども、要は、ほとんどの人が理解していないんですよ。

細川
細川
いやあ、僕もあんまり考えたことなかったですよ。
安藤
安藤
分かっていないっていう、この状態が問題。

なので、「自分の給料の明細で、何にいくら引かれているのか」まずこれを把握することが第一歩。

で、投資をしたりとか資産運用、資産形成が必要だ、みたいな話があるんですけど、その前にね、自分の年金の今まで積み立てた金額を確認した方が良い。
これはねんきんネットとか年金定期便っていうのがあるので、それで見れるんですよ。

いまマイナンバー登録しているでしょ?
マイナポータルというアプリがあるから、そこからねんきんネットを連携させると年金額がスマホで見れるようになっているんですよ。

そこを見ることが大事だから、細川さんもアプリをダウンロードした方が良いと思いますよ。

で、「老後にいくら必要になくなるのか」というゴールを先に明確にした上で、だったら積み立ての保険で増やしていこうだとか、投資信託で増やしていこうだとか。
あとはコツコツ貯金しておけば、十分だなという人もいるかもしれないじゃないですか。
まあ仕事と一緒ですよね。

目標を立てて、逆算して、今日何やればいいのかを決める。
全く一緒なので、まずはそこを知ることっていうのが大事なのではないかなと思います。

まとめ

安藤
安藤
なので、まず今月の給料明細を貰ったら、給与明細のその中身を見てみる。

所得税・住民税・社会保険料って書いてあるので、それをまずはそれを知ると。
こんなに引かれているんだっていうのが衝撃的かもしれないですけども、まずは、自分に直接的に関わるところから、お金の勉強を始めていくと良いんじゃないかなと思います。

その上でいくら足りないかを明確にして、どんな投資をやっていくのか、というのを勉強していく。
まあ、順序が逆だよということですね。

細川
細川
そうですね。
安藤
安藤
将来の不安に怯える必要はないかもしれないので、まずは見てみるところからやっていただければと思います。

記事について質問などがあれば、気軽にご連絡していただければと思います。

安藤義人 公式LINEアカウント
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今日は以上となります。
ありがとうございました。

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