不動産投資

【相続】資産を残すなら現金より不動産?損しない相続対策を解説!!

相続税、資産を減らさないためにできる対策とは?

細川
細川
お客様でも相続税などの問題はよくあるじゃないですか、せっかく増やした資産が減ってしまうのはもったいないですよね。
今回は、「相続」について、聞いてみたいと思います。
資産を減らさないためにできる対策があれば、教えてもらいたいです。
安藤
安藤
まずは、相続が発生した時に「どれぐらいの相続税を払わなければいけないのか?」ということを把握しておくのが最初の話になります。

▼動画で内容を確認したい方はこちらからどうぞ。

このブログを見ていただいて相続税に詳しくなったとしても、ご両親の資産を把握していなければ何も役に立たないじゃないですか。
まずは相続税の仕組みを考えてましょう。

相続税は、基礎控除が3,000万円、プラス法定相続人1名に対して600万円。
3人法定相続人がいるのであれば、4,800万円ですね。

「これまでは相続税が1円もかかりませんよ。」という、優遇された枠があるんです。
その中に収まっているのであれば、別に勉強もする必要もありません。

資産を圧縮する方法とは?

安藤
安藤
「資産とは何?」というと、持ち家、土地、現金、株式、だいたいこれくらいだと思うんです。

これらの全ての合計が3億円程あるのであれば、それなりに相続を受けられる可能性があります。
そうなると、圧縮する方法はたくさんあります。

細川
細川
結構、現金で持っていると危ない、取られるという話を聞きますが…
安藤
安藤
まあ、相続税はMAX55%取られます。
なので、10億円の現金を持っていたら5.5億円取られてしまいます。
現金だから取られるわけではなく、現金というのは1億円を1億円として評価されるというだけの話なんです。

例えば、1億円使って会計上100万円の価値しか無いものを買ったとしたら、1億円の現金がなくなって、100万円の物を持っている。
これを相続しただけになるじゃないですか。
なので理論上、これは100万円なので相続税は発生しないんです。
このようなやり方で圧縮します。

細川
細川
あとよく聞くのは生前贈与
これも対策の一つですか?
安藤
安藤
そうですね。
1億円のキャッシュをすぐに相続対策として、価値の低いものに変えるのは難しいと思います。
なので、相続する側もそれなりの資産を残すということが分かっているじゃないですか。
分かっている方がよくやるのが、毎年110万円を現金でずっと渡し続けて、10年で1,100万円を渡す

このようにして、計画的に10〜20年かけて相続対策をしていくっていう方は実は結構多いんですよ。

親が把握していない・知識がない、子も両親の資産を把握していない・だけど知識ある。
こういう家庭が結構多いんです。
そうすると打つ手なく、その時を迎えてしまって「何の対策もしていない」「結構な納税が発生してくる」という状態になってしまいます。

相続で一番注意すべきこと

安藤
安藤
一番怖いのは、現金をあまり持っていなくて不動産資産をたくさん持っていることです。
細川
細川
の話で言うと、それは良いことじゃないんですか?
安藤
安藤
良いことではあるんですけど。
例えば、10億円分の不動産を持っていて、その場合5.5億円の納税が発生します。
では、10億円の土地を細川さんが相続したとしましょう。
キャッシュは1円も相続していません。
どうやって払う…?
細川
細川
払えません…
安藤
安藤
ここで昔からあるのが、物納というやり方です。
国に5.5億円分の土地を返納しなくてはならない、物で納めるというやり方。
あとは一部を売却して現金化して、その現金で相続税を払う。
何をやらなくてはいけないのかと言うと、物としての資産だけではなくて、それを相続した場合に発生するであろう納税額を現金として持っておかなければいけない
現金がなくて税金を払えなという、よくあるパターンです。
細川
細川
結構怖いですね…
残されるのは良いことだと思っていたんですけど、そういうリスクもあるんですね。
安藤
安藤
相続を受ける側は、その10億円の土地はキャッシュを生んでいないですよね?
それを貸すなど、様々なことをしてキャッシュを作ることはできます

ある時、急に10億円の土地が手に入りました。
「つきましては、5.5億円を払ってください」と言われている感覚なので、中々苦しくて全ての土地を売ってしまうというケースがよくあります。

相続に絡んだ案件で売却相談など、弊社にも結構ありますので相談にのることもできます。

現金より不動産?何を相続すべきか

細川
細川
社長だったら、親に何を残して欲しいと思いますか?
安藤
安藤
不動産を残してほしいなと思います。
ただ先ほど言ったように、不動産は10億円の価値だったら5.5億円が税金になってしまいます

ですが10億円の価値とはまた別で、ローンを背負ってもらってていいんです。
ローンの金額は、相続の課税対象額から削ることができるので、ローンも不動産も共に引き継ぐことが出来ます。
このようにした場合、納税が発生しないんです。
これも色々な計算式があるので一概には言えないんですが、基本的にはローンというのは相続税を圧縮することができます。

あとはもちろん、それなりのキャッシュがあると良いと思います。
まあ、この辺ですかね。

細川
細川
結構、不動産って相続税として強いんですね。
安藤
安藤
現金で10億円持っていたとして、そのまま不動産に変えたら7億円くらいまで圧縮できます。
そういう意味でも現金よりは絶対に不動産の方が良いと思いますね。

今日の話をまとめていくと、ご自身の家計で「相続がどれくらい発生しそうなのか?」というのをまずは把握しておくことが大切です。
発生しそうなのであれば、相続税について勉強した方が良いと思います。
と言っても、税金の話はすごく難しい世界なんです。

なので、私たちも税金の知識もありますし、パートナーに相続のプロフェッショナルも居ますので、気軽にご相談いただければご紹介することが出来ますので、良かったら下のLINEからご連絡していただければと思います。

安藤義人 公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40981upsvf

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今日は「相続」の話についてでした。
ありがとうございました。

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