リセッションとは?
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今まで景気が良かったんですが、これから景気後退に入っていくということです。
アメリカを中心に世界経済は実は伸び続けていたんです。
それがアメリカの経済成長が2四半期連続でマイナス成長になったと。
世界の主要な機関や有名な人が「これから間違いなくアメリカは景気が後退する」つまり「リセッション入りする」と言われていて、よくニュースで聞くんじゃないかなと思います。
私の予想ですが、2022年後半くらいから明らかに景気が悪くなってました。
そこからしばらく低迷は続くんじゃないかなと考えています。
景気低迷はどれくらい続く?アメリカとの関係
「1年〜2年くらいは景気低迷期が続くんじゃないかな?」と思います。
最近「インフレ」という言葉を聞きますし、物価も上がって所得も上がっているんですが…
日本の大戸屋では例えばサバ定食は1,000円いかないくらいなのに、アメリカの大戸屋では3,000円以上すると。
※ インフレだけでなく、円安の影響もあります。
物価が上がるとどうなるかというと、消費者のお財布の紐が固くなります。
なのでお金が回らなくなってきてしまいます。
アメリカは給与がどんどん上がっているので、物価も上がるし所得も上がるという形です。
日本がどうかというと、物価は上がっていっているのに給料が上がりません。
どんどん我々のお財布が厳しくなっていくと、アメリカの景気が悪くなると間違いなく日本も景気が悪くなるんです。
今アメリカが何をやっているかというと、この前もバイデン大統領がインフレ抑制法にサインをしていたんです。
物価上昇を抑えるためにやるべきことって何だと思いますか?
アメリカでは利上げが話題になっていますが、ここ1年くらいで一気にアメリカの政策金利が上がっているんです。
「金利が上がるとどうなるか?」というと、例えば企業はお金を借りづらくなりますよね。
あとは借りているお金からの利払いが増えます。
消費者のお財布の紐が締まるということで、ものが流通しなくなっていきます。
そうすると物価が下がっていくというスパイラルに入るんです。
つまり企業業績も下がるので金利を上げたらインフレは収まる。ただし株価も下がる。
「これは世界にとって良いことなの?」と何ともいえないじゃないですか。
それでもバイデン大統領は株価下落のリスクを取ったうえで、インフレをストップさせようとしているというのが現状です。
今後の日本はどうなるのか
社長の意見はどうですか?
日本が世界の先進国と唯一違うポイントは所得が上がっていっていないということ。
現実的な話をすると、社会保険料等は上がっているので手取りが減っているという形になります。
「その状態の中で日本はこれからどうなるか?」
インフレだけは進みます。
かつ、日本は金利を上げることができません。
ずっとマイナス金利を続けていて、この状態で金利を上げたら日本経済が止まってしまって…
住宅ローンが支払えずに破産する人もたくさん出てくると思います。
つまり所得が上がらない中で、インフレだけがひたすら続いていきます。
「世界の中で日本ってどうなっていくの?」と考えると、どんどん円安になります。
ドル円で考えると、1ドル140円です。
アメリカは金利をどんどん上げているんです。
日本は金利が上がっていきません。
そうなると高い金利の国に投資をしておいたほうが、お金が集まります。
日本の価値がどんどん下がっていきます。
つまり、諸外国と比べた時に為替が円安に振れていきます。
日本経済にとって円安はなかなか厳しいんじゃないかなと思います。
「完全に落ち着くのは今から1年〜2年くらい先なんじゃないかな?」というふうに思います。
本日のまとめ
では何をやれば良いと思いますか?
それは、下がったタイミングで株を買うことです。
キャッシュポジションを増やしておく必要があります。
あとは積立投資であれば、「いま積立投資を始める最適な時期なんじゃないかな?」と思います。
今後株式を一括投資するための現預金を貯めるのがまず1つ重要ですよね。
あとは今から毎月積立投資をしていく。
つみたてNISAという税制優遇の制度があるので、それを活用しながら今後アメリカのインデックスファンドを購入していくのが「今やるべきことなんじゃないかな?」と思います。
リセッション、金利がどうなるなど…
難しくて毛嫌いする方も多いと思うのですが、今日話をしたことは最低限知っておかなければいけないことなんです。
ぜひ資産形成チャンネルブログの別の記事も見ていただければと思います。
今日は「世界経済」についてお話させていただきました。
ありがとうございました。