時事ネタ

NISAが生まれ変わる?何が変わるのかを簡単解説!!

NISA制度が変わる?

細川
細川
社長、最近ニュースでNISAの上限が変わるという記事を見たのですが…
どう変わるんですか?

▼動画で内容を確認したい方はこちらからどうぞ。

安藤
安藤
決定事項ではないよね?
2023年度の税制改正で要望として出ている話です。

「NISA(にーさ)」という「少額投資非課税制度」の非課税期間を長くする
あとは金額の上限を少し変更する方針を固めましたという話ですね。

岸田総理は元々「貯蓄から投資へ」と言っています。
前も記事にしたことがありますが、「資産所得倍増プラン」といって、国民全員が投資により興味を持って投資する人口を増やす政策。
そのためにこのNISA制度を広げていく必要があるという話だと思います。

岸田総理の「資産所得倍増プラン」は上手くいく?注意点を解説してみました資産所得倍増プランとは? ▼動画で確認したい方はこちらからどうぞ。 あれね、ロンドンシティの金融街で投資家に対して日本の...

制度改革で何が変わるのか

細川
細川
具体的には変わる予定なんですか?
安藤
安藤
元々NISA制度というのは、何年までというふうに期限が決まっていました。
いつから開始をしたかによって自分が非課税でいられる期間が決められてしまっていたわけです。

NISAの非課税保有期間
一般NISA:5年間
つみたてNISA:20年間

これを取りやめて非課税期間を無期限化するというのを金融庁が求めているんです。

細川
細川
投資の限度額は変わるんですか?
安藤
安藤
これも要望ベースですが、一般NISAとつみたてNISAを併用可能にして。
一般NISAは年間120万円分の購入に対して非課税でしたが、それが240万円まで倍増させようとしています

つみたてNISAは非課税枠が年間40万円だったので、月33,333円の積み立てをしましょうという話がありますよね。
あれが年間60万円に上がるということです。

これからは月5万円まで投資可能になるんじゃないかなと思います。
かつ、一般NISA・つみたてNISAの併用ができるようになれば合計300万円を株式だったり投資信託の投資に充てようというインセンティブが働くじゃないですか?

細川
細川
今までと比べたら、結構な額ですね。
安藤
安藤
毎年300万円を買付するとなると、10年で3,000万円ですよね?
30年やり続けたらそれだけで9,000万円。
そのお金が積み立ててコツコツ増えていくと考えると、2倍を目指していくと1.8億円になる。
これが非課税になるとすごいですよね!
細川
細川
本当に所得倍増プランという感じですね。
安藤
安藤
なので私は非常にポジティブに捉えています
細川
細川
投資に興味を持つ人が増えると思うのですが、うちも色々と相談が来そうですね。
安藤
安藤
取り組める年齢に関しても「ジュニアNISA」というのが制度としてありましたが、2023年の年末に廃止が決まっているんです。

つみたてNISAの対象年齢が今20歳以上と決められていますが、未成年者が利用できるようにすることで実質的にはジュニアNISAを継続できます
このようなことを今進めているようですよ。

失敗は成功のもと?どう向き合うか

細川
細川
資産形成をアドバイスするココザスとしては、怖くありませんか?
分からないままやってしまう人が増えるのでは?」など…
安藤
安藤
まあ…失敗しても良いんじゃないですか?
細川
細川
若いからということですか?
安藤
安藤
失敗は成功のもとです。
私は20歳の時に数百万円を株で損しています。
その失敗があるから、その後大きな失敗をせずに済んでいるんです。
だからいっぱい失敗すればいいと思います。
細川
細川
失敗せず成功する方法もあるんじゃないですか…?
安藤
安藤
細川さんは楽したがりだからね(笑)

それができたらベストだけれど、なるべく若いときからお金や投資に触れて様々なチャレンジをして失敗も成功も含めて色々な経験を積んでいく
そのためにも今回のNISA制度改正はポジティブに働くと思います。

本日のまとめ

細川
細川
こんなに国がNISAの条件を良くしようとしてくれているので、NISAをやっておけば間違いないですか?
安藤
安藤
そもそもNISAは商品ではないので「NISAをやる」という言葉は成り立たちませんが…
NISA制度を使用して株式をやったら、これって株式投資をやっているわけです。
簡単に勝てる世界ではないですよ。
なので一般NISAを利用して株や投資信託を購入するには当然相応の知識がなければいけません

つみたてNISAでインデックスファンドを買っておけば大丈夫という人が居ますが、インデックスでもかまぼこ型のチャートになってしまったら積み立てた金額は目減りしてしまいます。
このように万能ではないんです。

月に5万円をそこに一点集中するのは全くリスクヘッジができていない行動です。
やはり総合的に資産形成の知識やスキルを付けていく必要があると思います。

資産形成チャンネルブログを見ていただくのも良いと思いますし、弊社はFP事務所なので具体的なご相談をいただければ色々とアドバイスすることもできます。

詳しい情報をこのブログで発信していきますので、相談したい方が居れば気軽にLINEから直接メッセージいただければと思います。

▼安藤義人 公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40981upsvf
※ 友だち追加後にメッセージをお送りください

今日は「NISAの制度改正の話が進んでいる」という話でした。
改正内容が決定したらまた記事にしようと思うので、今日はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。

動画で内容をおさらいしたい方はこちらから!