資産形成

【失敗談】高金利の海外銀行口座開設で失敗した人の末路…

高金利の海外銀行口座開設とは?

細川
細川
社長、お客様から「利回り6%や、8%の高金利の海外の定期預金はどうですか?」という質問をいただきました。
僕も預けたこともないですし、メリット・デメリットというのも分からないんです。
社長は以前に海外に行って口座を作っていましたよね?
安藤
安藤
そうですね。
「海外預金として外貨で貯めていこう」という話だと思うんです。
「6%で元本保証です。」と言われたら、日本国内では「詐欺じゃないか?」と思いますよね。
細川
細川
あり得ないですね。
安藤
安藤
あり得ないと思うんですけど、実際にこのような話は普通にあるんです。

▼動画で内容を確認したい方はこちらからどうぞ。

日本も30年前、バブル期の頃は定期預金の金利で6〜9%くらい(銀行にもよりますが)は出ていたんです。

つまり、一度現金資産を作ってしまえば、それを寝かせておくだけで複利で増えていたという時代だったんです。

経済成長が昔の日本のように、伸びている国々が新興国にありまして、そこに行って私も銀行口座をいくつか作りました。

結論として、「数百万円くらいで外貨を作っても意味ないな」と感じました。

細川
細川
結果、良くなかったんですか?
安藤
安藤
まあ、そうですね。
「あまり良くなかったかな」と今は思っています。

海外銀行口座開設のデメリット①

細川
細川
海外口座開設で良くなかったと思う理由はどこにあるんですか?
安藤
安藤
100万円のお金を日本円以外で作ろうと思った時、新興国に行ってそこの通貨に切り替える時に手数料がかかります。
あとは、銀行口座を作るにしても1人で行って作れないんですよ。
細川
細川
言葉の壁とかですか?
安藤
安藤
言葉の問題もあります。
それに加えて銀行のパイプが無いと、「海外居住者に対して口座は持たせません」と言われてしまう場合があります。
細川
細川
そういう縛りがあるんですね…
安藤
安藤
結局、口座開設エージェントのようなところにお願いをしてお金を払って行くケースが多いんです。
細川
細川
そこでも手数料が必要なんですね。

安藤
安藤
普通に10万円ほどかかってしまいます。

海外銀行口座開設のデメリット②

安藤
安藤
もう一つはマイルを使って行くことも出来ますが、海外にそもそも渡航しているので宿泊費などが色々とかかるんです。
つまり、海外の新興国で預金口座を持ちたいと思ったらまず100万円が80万円くらいに減ってしまうことになるんです。
細川
細川
旅行代だけで…(笑)
安藤
安藤
そう(笑)
旅行であればいいけれど、資産運用として考えたらいきなりスタートで20万円を失っているわけです。
細川
細川
20%の手数料って結構ですよね。
安藤
安藤
私も6%の預金をやっていますけど、80万円に6%の利息が付いて48,000円増えました。
5年ぐらい経つと100万円に戻ります

でしたら、日本円で5年間0.01%くらいで寝かせているのとあまり変わらないという話なんです。
旅費の手数料というのもデメリットです。

海外預金は値動する?為替変動リスク

安藤
安藤
これはデメリットだけでなくてメリットにもなるのですが、「為替変動リスク(かわせへんどうりすく)」

分かりやすく為替をドル円で考えましょう。
いま1ドル116円くらいです。(2022年3月12日時点)
これが100円まで円高方向に進んだ場合、10数%資産が無くなってしまいます。
逆に、今よりもさらに円安、1ドルが150円の方向にいれば資産は20%増えるんです。
この変動があると考えると、預金の感覚ではなくなりますよね?

細川
細川
どちらかというと株のような、値動きがある感覚ですね。
安藤
安藤
そう、値動きするんです。
もっと怖いのは、もし5年ぐらい前に色々な国に行って色々な銀行口座を開きました。
その中の一つにロシアという国がありルーブルという通貨であった場合。
いまどうなっているか知っていますか?
細川
細川
大きな戦争が起こっていますよね。
安藤
安藤
大変な事になっているんですよ。
ロシアの通貨の価値が半減していて、このまま長引いたらどうなるのか分からない状況です。



このように考えると戦争だったり、ハリケーンで国がダメになったり、その国特有のカントリーリスクをモロに受けてしまう場合があるんです。
なんだかんだ言いながら、「日本円最高」というのが私の結論です。

細川
細川
そういうリスクがあっても、利回りがあるならやりたいという方が居たらどこに連絡をすれば良いんですか?
安藤
安藤
「外貨預金 エージェント」検索をすると、ネット上に様々な方が出てきます。

ただ、誰かわからない方にお願いするのはやはりリスクが大きいので、大体のケースでツアーが組まれています。
現地に一緒に行き、そこで銀行口座を作って帰ってくるという旅行のパッケージになっているんです。
私も香港で口座を作った時はそのパッケージで行きました。

注意点は、誰にお願いするかなんです。

安藤の実際の失敗談!

安藤
安藤
これは私の実例なんですが…


やり取りをしていた方が「未来永劫、安藤さんの外貨預金をサポートしていきます!」と言っていたんです。
「じゃあ、私は英語ができないけど本当に大丈夫なんですね?」
「1人きりになったら何もできないから、銀行口座を維持することすらできませんよ?」と言ったら、「私は英語がペラペラだから大丈夫です」と返ってきました。
「そこ?」と思いながらも、その人にお願いしたんです。

そうしたら、銀行口座を作って半年くらいに連絡が取れなくなってしまいました。
結構早いなと思って(笑)
メッセージが返ってこないので「メッセージを返してください」と送っていたら、ブロックされて、既読もつかなくなったんです。

細川
細川
え…それはちょっと怖いですね…
安藤
安藤
怖いですよね…
私、英語ができないじゃないですか。
現地の銀行から自宅に英語の文章がたくさん届くんです。
何か書いてるんですけど、全く分からなくて。
細川
細川
そうですよね(笑)
安藤
安藤
最初、分からないから放っておいたんです。
そうしたら段々と、赤い文字とかが多い手紙が来まして…
細川
細川
怖いですね…
安藤
安藤
ちょっと怒っているんだろうなということは伝わったんですが、最終的に何が言いたいのか全然分からなくて。
Google翻訳で翻訳してみたんですが。
「私はあなたに警告します」のような怖いことが書かれていて、最終的にその銀行口座が凍結されました(笑)
細川
細川
じゃあ、今は動かせない?
安藤
安藤
動かせないです…
一応、台湾ドルでいま1ドル15円ぐらいで、お金が眠っているのは見えますよ?
それなりにドルが貯まっていているんですが、動かせないんです…
細川
細川
そういうリスクもあるんですね。
安藤
安藤
そうなんです。
結局は自分でどうにかするしかないから、やはり英語ができない人は海外で口座を作ったらダメだなと思いました。

あとは、「良いエージェント企業を見つけられるかどうか」という話なんです。
やはり身の回りの信頼できる人の中に海外で口座開設をしている人がいるんだったら、その人経由で作る方が良いと思います。

ポイントとして、ほとんどの方が個人ブローカーとしてエージェント業をやっているんです。
企業としての立派なオフィスを構えている訳でもなく、サポート体制がある訳でもないんです。
僕を担当してくれた方も、忙しかったんでしょう。
何十人、何百人もサポートしている中のごく一人だったんです。
なので、忙しい時に連絡しちゃった私が悪いなと思い、諦めようという形になりました。

会社単位で外貨預金を事業として行っていればいいなと思うので、それ自体はリスクヘッジの一つの方法としてぜひやるべき事だと思います。

ただし、個人ブローカーにお願いすると、私みたいなリスクがあることを教訓にしていただければと思います。

失敗も繰り返した上で、いまは周りに海外口座を作成する良いエージェントも居ますので。
「私も同じ失敗をしているんです…」という方がもしいらっしゃったらLINEで連絡をいただけたら繋げることも出来ます。
一緒に、香港の口座から引き出すところを協力してくれる仲間を募集したいなと思っているので、同じ境遇の方がいたらぜひ、ご連絡ください。

安藤義人 公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40981upsvf

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今日は「外貨預金」についてでした。
ありがとうございました。

動画で内容をおさらいしたい方はこちらから!