資産形成

【誰でも簡単に億万長者に!】その情報って本当?情報商材の注意ポイント

情報商材を買えば成功するの?

細川
細川
社長、情報商材を購入すると儲かるんですか?

▼動画で内容を確認したい方はこちらからどうぞ。

安藤
安藤
結論から言うと、99%の人が上手くいきません

私は以前、情報商材業界に関わっていたことがあります。
WEBマーケティングの仕事をしていて、ランディングページを作って、企業の売上UPのお手伝いをしていました。
その中に情報商材を扱っている企業が結構あって、そこで大分学びました。

ほとんどの方が、30万円くらいのお金を払って、教材が送られてきても何もできず、何もやらずに一切稼げずに終わるのです。
これが本当に99%でした。
ただ、1%くらいの確率でそのノウハウから稼げるようになる人がいました。

細川
細川
本気でやれば成功するんですか?
安藤
安藤
ただここが難しい話です。
例えば、私が情報商材を出している先生だとしましょう。
「本気でやっていないからあなたは成功しないんだ!」と言われてしまうと、何も言えなくなってしまうじゃないですか?

そこが難しいところで「だって、1%の成功している〇〇君がいるじゃないですか!」と先生は言うわけです。

なぜ◯◯くんが成功したのかと言うと、そもそも〇〇君には力があったからです。
成功する素養があったんです。
そこに、きっかけとしてその先生が良いマインドを教え込んで、それで成功したという話です。
なので、実態がないというのが現状かなと思います。

情報商材の種類

細川
細川
情報商材と聞くと怪しいなというイメージがあります…
安藤
安藤
商材の種類には大きく分けると2つあります。
1つが投資系で、もう1つがノウハウ系です。

投資系とは何かと言うと「AIを搭載した新しい自動売買のシステムが完成しました!」というパターンです。

もう1つが「このノウハウをやれば誰でも簡単に月収100万円!」というような、ノウハウを教えるパターンです。

投資系だと最近は暗号資産などのコインが増えていて「ここにお金を入れれば上場する!」ということで投資をさせますが、私はおかしいなと思う点があります。
まず情報商材を買うために30万円くらい払わせるわけですよ。

細川
細川
最初は赤字から始まるということですね。
安藤
安藤
30万円を支払いますが、その30万円を運用しているわけではありません
投資するために50万円なり100万円の別の出資が必要になってきます。
なので、合計で数百万円払うことになります

「さらに成功するために〇〇が出ました!販売価格は300万円です!本当に成功したいのであればこれを買いましょう!」などと、これはアップセル商品と言いますが、より上位版の商品を売られます

これは人間心理を上手く利用していて、人って10万円を払ったらそれを取り返したくなるじゃないですか?

情報を元に何かやってみても上手くいかないところに「もう50万円を出せば絶対に大丈夫!」とオファーがくるわけです。
それをやろうとすると、先生が「あなただけへのオファーです。あなたは選ばれた人間なので、私の5人しかいない1番弟子にします。」などと言って、さらにまた別でお金を払わされるんです。

注意ポイント

細川
細川
最初から騙すつもりの商品ということですか?
安藤
安藤
そうですね…
この業界の良くないところは、法律関係が非常に適当で、特定商取引法を誰も知らない。
投資系の方で言うと、金融商品取引法に違反しています
金融庁が目を付けたら1発アウトにもかかわらず、平気で売ってるんです。

やる側として、絶対に良くないと言うつもりはありませんが、会社の実態があるのかを
当然調べるべき
です。
それプラス、法律に抵触していないか調べないと、もしかしたら犯罪に加担してしまっている可能性もあるので、そこは要注意です。

私はノウハウ系の情報商材の方がまだマシだと思っています。
例えば「せどり」を知ってますか?

細川
細川
転売みたいなやつですよね…?
安藤
安藤
ブックオフで1円の古本を買ってきて、Amazonで100円で売ると。
「99円儲かりました!」というのをたくさん積み重ねることで、月収何十万稼ぐ。
これは悪いことではないと思います。

他にも、YouTubeで稼ぐノウハウがあるとすると、これは役に立つ人にとっては良い話なんです。
実際にウチの社内メンバーがYouTubeの教材を購入して、それを活用して毎月何十万円と収益を出している人がいます。
これって凄くないですか?
30万円の教材で毎月それ以上稼いでいるのであれば、物凄く利回りの良い投資なんです。

細川
細川
1ヶ月で回収できているということですものね。
安藤
安藤
ですよね。
ただ、これもその彼は元から有能なんです。
本を読んで、それをやったら成果が出たというのと同じなので、30万円の教材は必要なかったのではないかという話です。
「何かに挑戦したい!」「自分でお金を稼いでみたい!」というような思いで行動するのは良いことだと思います。

1円も使わず時間も使わず儲けようというのは無理な話なので、お金を出すというのは、覚悟として良い話だと思います。
なので、やるのであればノウハウ系がいいんじゃないかと思います。

とは言え、何かノウハウを持っている側からしたらですよ。
例えば、私が経営のノウハウを持っていますと。
誰かに「お金を積むから、経営のノウハウを教えてください!」と言われても教えません。

細川
細川
それはなぜですか?
安藤
安藤
競合を増やすだけじゃないですか。

これまで損を出しながら得た経験を誰かに教えて、自分の敵を増やすなんてことはしません。
それをわざわざ販売したり、教えたりしているということは、それはもう使い古されたノウハウということです。

昨年まで使っていたけど、今は全く使っていないノウハウであれば、私も売ってもいいです。
ただ、それを売っても、買った側が幸せにならないことが分かっているので、結局そんなこともできません。
つまり、本当にノウハウを持っている人が他人にそれを教えるということはあり得ないんです。

本日のまとめ

細川
細川
結論としては、やった方が良いですか?
やらない方が良いですか?
安藤
安藤
結論としては、投資系もノウハウ系も、情報商材はやらない方がいいんじゃないかなと思います。
楽して儲かる話はこの世界にありません
勉強のために高い教材を買うという目的であれば、いいんじゃないかなと思います。

書籍は1,500円で買える時代で、古本であれば1円でも買えるものもあります。
だったら、その1円の本を読んで実践した方が成功確率は高いと思います。
なので、極力情報商材はやらずに、自分のためになるところにお金を使うのが良いと思います。

今回は「情報商材」についてのお話でした。
ありがとうございました。

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