悪徳不動産屋の実態
仕事もブラック企業が多いとか。
社長は昔、不動産業界に携わっていたので、やっぱりそういう話ってありましたか?
じゃあ、今日は3つくらい「不動産業界の闇」について話をしていきましょう。
狙われないですか?
それを「無くしていこう」って趣旨でお話をさせていただくと…
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悪徳不動産屋の条件その① :「勝手に年収を調べる」
これ日本の役所のシステムの欠陥でもあるんですが…
フルネームと生年月日、そしてその年の1月1日に住んでいた住所。
これが分かれば、役所に行って細川創史の「課税証明書」を代わりに取得することができるんですよ。
つまり稼ぎが分かってしまう。
もちろん必要になる委任状は、勝手に業者サイドが作るんですよ。
細川さんは書いた覚えはないはずです。
はんこは印鑑証明で使っている実印ではなく、認印で良いと。
街の100円ショップで売っているものでも良いんです。
不動産って結局高い買い物だから、銀行からローンを借りる訳ですよ。
借入しないと成り立たないということで、「年収が500万円を越えているのか?それよりも下回っているのか?」
これによって買えるか買えないのかがシンプルに分かるんですね。
「この細川という獲物はいけるかもしれないな…」と思ったタイミングで年収を取りに行くわけですよ。
これが、闇です。
会話で聞ける関係性であれば、聞けば良いはずですよね。
課税証明書を取りに行ってまで知ろうと思っているということは、多分あまり関係性は良くないですよね。
注意点としては、住所を簡単に他人に教えない。
まぁ本名はほぼ知られている訳ですから、住所を教えない。
これは非常に大切なことです。
悪徳不動産屋の条件その② :「歩み寄ってくる会社」
細川さんが不動産を持っていたとしましょう。
「細川さん!この不動産はものすごく価値があります!高い金額で買い取りますよ!」って歩み寄ってくる会社。
そこから色々と難癖を付けて怖いことを言ってくるんです。
「どこよりも高く買います!」と言って、とりあえず細川さんをその気にさせるのが目的。
で、いざ売却をお願いしますとなったら…
色々なことを言って金額を下げてきて「最終的にはこの金額」と低い金額を提示されます。
細川さんはもう嫌じゃないですか。
「そんな金額聞いていません!売りたくありません!」ってなりますよね?
でも、「本当に良いんですか?その物件、この辺りの地盤が弱いことが分かったので、もしかすると次震度3以上の地震が来たら完全に傾いて、細川さんの家がダメになってしまうかもしれないですよ?」って。
なので「物件を買いますよ」と言ってきた時の注意点は、必ず1社だけではなくて他の会社にも聞く。
相見積もりを取ることが大切ということを抑えてください。
悪徳不動産屋の条件その③ :「満室に偽装する会社」
私がアパート販売業者だったとします。
そのアパートは空室が多いんですね。
ただ空室が多い物件を投資家に紹介すると、誰も住んでいないから価値が下がってしまう。
ではどうすれば良いかというと、とりあえず満室にします。
家族とか親戚を集めてきて住んでもらう必要は無いんです。
住んでいるという契約書を、それぞれの家で作れば良いんです。
アパート経営を検討しているオーナーだったらどうですか?
「101〜108号室まで、全部契約者が居ます!満室です!」
運用が上手くいきそうだなと思いますよね。
なので高い金額で売り抜くことができる。
どうすれば見抜けるかというと、住んでいるかをまずは確認するべきです。
これ実際によくあるパターンなんです。
空室ってカーテンが無いじゃないですか?
外されていますよね。
ただ、先ほど言ったような悪いことを考えている業者は、その空室に入って全部屋にカーテンを付けて、住んでいるように見せるわけですよ。
その瞬間だけでも嘘を隠し通せることができれば、高値で売り抜けてしまえる。
後は次の細川オーナーの問題じゃないですか。
そうなれば何だってやりますよ。
これを見抜くためのポイントとしては、夜に見に行く。
電気の明かりが一切出ていないのであれば、ちょっと怖くないですか?その物件。
もしかしたら全部遮光カーテンなのかもしれないけども…
イメージしてみてください。
近くのアパートを見て、全ての部屋が同じ遮光カーテン付けている物件なんか無いじゃないですか。
なので明かりが一切出ていないのであれば、それ幽霊アパートですよ。
全部空室かもしれない。
なので、例えばアパート。
これはそれなりの数がある大規模なアパートという想定をしていますが、そういう物件を購入する時。
1億円くらいのローンを組むことになるので、怖いじゃないですか。
だから3回通うとか。
あとはピンポンを押してみる。
それくらいの事をやると、失敗は無くなるんじゃないかなと思います。
悪徳業者に騙されないためには?
いきなり営業してきた営業マンの話を鵜呑みにしない。
これは大切だと思います。
あと、やたらめったら住所を聞いてくる。
そんな人が居たら、絶対に住所を言っちゃいけないです。
「港区の芝公園辺りです。」だったら良いですけど、東京都港区芝公園何丁目、何番地、何号の何号室まで教えてしまうと、先ほど言ったように課税証明書を勝手に取られる恐れもあります。
なので、不動産を検討している時というのは、絶対に相見積もりを取ったほうが良いと思います。
これは複数社に取ることが大切です。
売却をするケースだったり、アパートを検討するケースだったり、売りも買いも色々な話をしましたけど。
どちらの場合も、1社の話だけを聞くのではなくて2社・3社と比較することによって、この会社や営業担当者はものすごく私のことを見てくれているなというのが絶対に分かると思うんです。
なので、近くに公平な立ち位置のFPの人だったりとか、お金のアドバイスをしてくれる人。
こういう人を置いておくことが非常に大切なんじゃないかなと思います。
不動産関係の取引で悩んでいる方や、色々検討している方がいらっしゃったら、うちにご連絡いただければ。
完全にフラットな立ち位置からアドバイスすることができますので、お気軽にLINEからご連絡をいただければと思います。
安藤義人 公式LINEアカウント
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今日は「不動産業界の怖い話3つ」をお話させていただきました。
ありがとうございました。