トランクルーム投資ってナニ?
トランクルーム投資とはコンテナを購入し、物を預けるためのトランクルームとして、借りてくれるという人を探すというものです。
今、ものすごく伸びている投資で、直近10年間で市場規模が2.5倍となっています。
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トランクルームって、誰が借りるの?何を預けているの?
なぜかというと、家にいる時間を大切にしたいので、家の中を広々と使いたいとか、家の中の片付けをしようと、多分多くの人が思い始めたのでしょうね。
1年間使わない物とか、平気で部屋の中にあったりするじゃないですか?
トランクルームに預けるもののランキングを出すのであれば、夏服・冬服などの衣類であるという話があります。
そういった物を預けるのに最適なのです。
他にも、例えば子どもが獲得してきたトロフィーなど、捨てられないけれども大切な物などもあります。
かといって家の中にずっと置いていると、かなり増えてしまうので預けるということです。
あと預けるものとして、書籍や書類も多いですね。
事務所の中に書類ってたくさんあるじゃないですか?
例えば税法上で7年か10年と決まっていると思うのですが、税務書類や契約書、売上台帳というものは全て保管義務があるのです。
税務署が税務調査に入って「8年前の書類を見せて。」と言われたときに、出せるようにしておかないといけないのです。
どこに保管しておくのかというと、もちろんまずは家の棚の中に入れ始めるのですが、会社単位だとものすごくスペースが勿体ないのです。
例えば弊社オフィスのある港区でいうと、1坪あたり2万円〜3万円くらいかかってしまうんです。
1坪を使って段ボールの山を置いておくぐらいであれば、1坪の単価が3万円よりも下がるトランクルームを借りた方がいい、と預けている人が結構多いです。
個人の方だけかなと思っていたので、意外でした。
屋内型の都心部にあるものは結構個人の方が使っていますが、郊外の車で出し入れするような場所だと、法人利用がありますね。
特に建設系の方が非常に多いです。
恐らく、工具などをあまり置いておきたくないのだと思います。
私も実家が内装業なので、玄関のあたりに色々な工具や脚立とかが置いてあります。
トランクルームは投資としてどうなの?
トランクルーム投資は不動産投資の1種と見られがちなのですが…
不動産投資は国内で約5%の利回りで、トランクルーム投資は表面利回りが約20%はいくのです。
ただ部屋と違うのが、例えば「新設でトランクルームをオープンしました!」と募集しても、すぐには埋まらないのです。
さらに土地は借りて行うものなので「初年度は、一括で1,000万円で購入して、土地代も払いながらも収入がまだ入ってこない」という感じになってしまいます。
利用者として使う方はこれからどんどん増えていくとは思いますが、投資をするとなると、ある程度体力のある企業が買って貸し出すことになります。
個人の方が投資をするというのは少しハードルが高いのではないか?というのが現状だと思います。
トランクルームの今後の市場規模
根拠としては、現在住宅のスペースがどんどん狭くなっているから。
この20年で、1部屋あたりの平米数は17平米ほど下がっているのです。
なぜ下がっているかというと、住宅価格が上がり続けているからです。
昔、8,000万円で購入できた80平米の物件があったとします。
それが今、同じ8,000万円で買うと約60平米の物件になってしまうわけです。
では20平米の部分に置いていたような荷物はどうするのか?
これをトランクルームに預けに行こうとなるのです。
24時間いつでも出し入れができるので、便利ですよね。
今後もそういう観点でいうと伸び続けるのではないかと思います。
あと意外だったのが、地方都市の物件でも結構借り手がいて埋まっていることです。
車社会なので、1つのトランクルームから1km離れていたとしても、商圏が広いんですよね。
逆に都心部は徒歩圏内にあったりするので、歩いて預けるような形になります。
地方都市と都心部では、預けるようなものも利用シーンも全然違います。
ただ地方の屋外型と呼ばれるものもこれから伸びるでしょうし、もちろん都心部の屋内型もどんどん伸びていくと思うので、情報をキャッチしていくといいのではないかなと思います。
トランクルーム投資のメリット
減価償却という、買った金額を経費計上していくという考え方がありますが、一般的に投資用マンションというのは、鉄筋コンクリートで造られているので、47年間という期間で少しずつ経費化していきます。
なので単年度で赤字を出せないんです。
そうすると利益が残ってしまうので節税になりません。
不動産の47年に対して、7年から3年で全額経費化できます。
ということは、もし3年だったとして、1,000万円を定額法と呼ばれる、同じ金額で減価償却していたとすると、333万円、会計上の経費を使えるので一気に赤字になりますよね。
ただ、ネットのいろいろなところでも情報を書かれていますが、今の税法でいくとコンテナというのは、鉄製の箱ということになります。
6m未満は3年、6m以上は7年という風に国税庁のホームページにも書いてあります。
20フィート未満・以上という書き方をしているのですが、20フィートとは大体6mになりますので、サイズが小さな物を購入するとより節税効果が高いです。
ここを目指して結構投資家の方が、最近問い合わせをくださったりします。
ただ土地の借り方が、15年間この土地を借りますよという、事業用定期借地契約を結ぶ場合は、銀行はローンを出してくれます。
なので「地方のこんな土地を持ってても仕方ない!」という方がいらっしゃれば、ぜひ概要欄にLINEの連絡先がありますので、お問い合わせいただければと思います。
安藤義人 公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40981upsvf
※ 友だち追加後にメッセージをお送りください
借りてトランクルーム投資をやらせていただくこともできるので、よかったらそんな方は、ぜひご相談していただければと思います。
今回は「トランクルーム投資」の話をさせていただきました。
ありがとうございました。