個人の信用情報とは?
個人の信用情報というのは「CIC」と言います。
あまり知られていませんが、ネットで検索すると誰でも自分の信用情報を見ることができるんです。
▼動画で内容を確認したい方はこちらからどうぞ。
ネットで「CIC スマホ開示」と検索するとすぐ出てきます。
そこに何が載ってるのかというと、毎月使っているクレジットカードのショッピング枠みたいなものが、全部履歴で残っているんです。
数年間の履歴が確認できますよね。
なので、返済が1回でも遅れてしまうと、その履歴が残ってしまうというわけなんです。
意外と知らない信用情報の中身
家賃の支払いが遅れてしまった時は信用情報に載ると思いますか?載らないと思いますか?
何が載るのかというと、クレジットカードの利用や、住宅ローンの返済です。
あとは、奨学金も載らないのです。
載るものは「借入関係」でカーローン、時計のローンなど。
その辺はすべて載っています。
逆に、奨学金と家賃は載りません。
他のすべては載っていると捉えたほうが良いです。
なので、返済が遅れてしまうと信用情報に傷がついてしまって大変なことになります。
どんなことになってしまうのかというと…
「住宅ローンを組んでマイホームを買いたい」となった時、審査に落ちてしまうというのが一番大きな問題になります。
もし直近で引き落としの期日に間に合わなかった場合、これが3か月続いてしまうとブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載ることを「異動」と言います。
ブラックリストに載ってしまうと、返済してから5年間は一切信用情報が戻らなくなってしまうので気をつけましょう。
よくある落とし穴
どんな落とし穴があると思いますか?
そうなると、信用もちょっと失われる…というような事も落とし穴でしょうか?
返済の話とは別で、クレジットカードの申し込みを1か月で3枚や4枚入れてしまうと、信用情報にそれが残ります。
半年間「申し込み履歴」というものが残るので、それもあまり良くありません。
あとは、携帯の割賦販売。
割賦というのは分割ということです。
いまiPhoneは20万円くらいしますから、現金一括では買わずに、分割を使う方が多いと思います。
借り入れの実感はないんですけど、借金なんですよ?
なので、携帯料金の引き落としができないと、これも同じことになってしまいます。
これが原因で住宅ローンを組めなかったお客様もいました。
携帯の支払いは意外に忘れがちなので、ここは注意するべきだと思います。
似ているもので、Wi-Fiなどの電子機器も同様です。
例えば、MacBookを買う時のAppleローンは「金利0%」って言われるじゃないですか?
金利0%ってなかなか借金の感覚がないですよね。
対策方法
どうやって対策すればいいかと言うと、当然「引き落としの日時を確認する」こと。
例えば、クレジットカードで月末に引き落としがあるとして、「A社は月末。B社は次の月の4日。」のように分かれていると思うんですよ。
引き落とし日をちゃんとカレンダーで管理をする。
当日に移したとしても、引き落としが反映されない可能性があるので「前日までにお金を移しておくこと」が重要です。
例えば、1か月で10万円使う月もあれば、20万円使う月もある。
そうなると、口座にどれくらい置いとけばいいか、自分で把握しておかないと危ないですよね。
何にしても「引き落としの費用を確認しておくこと」が、一番重要になるんじゃないかなと思います。
インターネットで「CIC スマホ開示」と検索していただけると、ご自身でCIC情報を取ることもできます。
所要時間はだいたい5~10分くらいです。
「自分がどれだけのお金を使ってきたのか」や「そもそもクレジットカードを何枚持ってるのか」といった情報も出てきます。
私は「自分の健康状態を把握する」という感覚で、3か月に1回取ってます。
みなさんもぜひ取って確認してみてください。
3か月に1回取っておけば、万が一、引き落とし忘れがあったとしてもすぐに気づくことができます。
なので、必ずやるようにしています。
お勤めの方も、自営業の方も、必ずこの情報を知っておきましょう。
投資商品を購入する時にはローンを活用すると思いますが、そういう時にも使える情報です。
ぜひ、スマートフォンで検索をしてみてください。
また「住宅を購入したいけれど、一度CICを見たいがどうすればいい?」などご相談があれば気軽にLINEからご連絡ください。
安藤義人 公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40981upsvf
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今回は「個人の信用情報」についてお話させていただきました。
ありがとうございました。